« 山の稜線 | トップページ | 2本の木立 »

抽象美と恋愛

版画に彫り込むためのかな文字の練習。と言っても家にあった参考書、平安時代のかな文字練習帳を見ながらのいたずら書きでしかないが。
同書による所のかな文字の歴史が面白い。男女教育の差別化の為に漢字を女には教えないようにしたという所から始まる。漢字を知らない女同士で手紙を書くのに独自の文字を発明せざるを得なかった女性たち。その女に手紙を書きたい男は女からその文字を教わらねばならないようになったというのが愉快だ。社会の抑圧が新たな文化を生み新しい美意識が生まれた。その発展の原動力に男女の恋愛があったというのが。(画)
Dscn0208

|

« 山の稜線 | トップページ | 2本の木立 »

その他」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 抽象美と恋愛:

« 山の稜線 | トップページ | 2本の木立 »