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イヴィッチという女

イヴィッチは複雑な性格の人に思える。非常に知的で論理的でありながら小児的な欲望を抱きつつ自らの存在を焼き焦がすほどに情熱的でもある。人間の自由と自立を望む新しい型の女性なのだが、愛というものが大きな人生の飛躍をもたらすものとして意識されている。それなのに愛が欲情としてしか彼女には見えないのだ。一言で言えばひどくめんどくさい女だ。
この版画はこの辺が限界点のようだ。(画)
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