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修正の仕方

デッサンなどで最初に教わったのは、間違った線を直そうとすっかり消すと、又同じ間違いを繰り返してしまうから間違った線をそのままにしてそうではない正しい線を引くようにしなさいと。確かにその通り、今でも教える時はそのように僕も言う。さらにこの方法のいい所は間違いを恐れなくなり自由感を持てる事だ。しかしそれにも慣れてしまうと、謂わば問題解決の先送りになり自由度は裏腹な怠惰に流れてしまう。
常に生き生きとした表情を生み出しうるような溌剌とした自由な心の状態を保つのは難しい。
銅版画でも先ずは間違った線をしっかり消す。しかし最初のスタート地点に戻れるわけではないんだが。(画)
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