« 木の中の月 | トップページ | 光る梢 »

星空

現時点での完成。口元が微笑んでいるようになったのがいい。
銅版画は始めは何もかもが手探りで、できたものもいいのか悪いのか、机の上でいつ終わるとも言えないようなカリカリを続け、刷ってみればこれが様々に変化する。全く基準のない世界の様に思えた。
考えてみれば、絵だってどこにも基準なんてないのだ。なぜ銅版画だけをそんなに特別視していたのだろう?違和感から脱して今ではこんなに自分に合ってる仕事もないと思えるほど好きになっている。自己のニュアンスに没頭するのにこれほど向いた世界もない。かかる時間と労力に対しての結果はそれに価するかどうか怪しいものだが。
絵画史の中で銅版画は天才が煌めく星空に見える。(画)
Dscf8291

|

« 木の中の月 | トップページ | 光る梢 »

版画」カテゴリの記事