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木の中の月

今日は月を彫り起こした。梢の向こうから照らす月だ。

月は雲に虹の輪を作るけれど、木の中でも虹色の光線を出す。そんな光景を一度だけ見たことがある。この家の西の窓から見える小さな尾根の上に虹色に発光するものがあった。もしかしたらUFOかも!と、じっと見つめていたら、梢から出て来たのは月で、すぐに山に沈んだ。

あの尾根のことをうちでは『天使の峰』と呼んでいる。リッヂ状に切り立った細尾根を犬と一緒に突端まで踏破したことがある。崩れやすいので最近は行かないけれど、あれはきっと人工的に作られた地形だ。山の向こう側は砕石用の石を掘っている工場があるからあちこち抉られている。山の表側と裏側の風景が全く違う山なのだ。

秋になって月の軌道がだいぶ高くなって来た。空気も澄んでいる。涼しくて気持ちが良いのでつい遅くまで起きて遊んでいる。良い夏を通った秋はきっと美しいよ。(K)

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