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死は卵だ

田村隆一の詩の一節にそうある。死をどう捉えるか。この捉え方は美しい。小説の中で死の瞬間を書いたものを思い出そうとしてみた。サルトルの「自由への道」でマチュの死の瞬間を表す場面は「15分」…意味はそこまで読まないと分からない。大江健三郎の「洪水はわが魂に及び」主人公の最後の場面に「そして誰にもやってくるものが彼にもやってきた」と書いてあった。残念ながらそこまでか。マルカムラウリー「活火山の下で」の「彼女はその瞬間たくさんの星々の中に浮かんでいた」というのにはハッとした今でも一番惹きつけられる。(画)
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